公園で伐られた木を公園で活かす:二子玉川・花みず木フェスティバル

二子玉川一帯で開催される『二子玉川・花みず木フェスティバル』にて、 公園で伐られた木を公園で活かす、をテーマに出展させていただきました。

ゴールデンウィーク初日の4月29日、二子玉川一帯で開催される『二子玉川・花みず木フェスティバル』に出展しました。マチモノは二子玉川公園の一区画、のびのびと広いスペースを使わせていただきました。


街で伐られた木々でスプーン作り

カンナでおはし作り。材料は、ゴジラ松と呼ばれた世田谷区大蔵の大木、「みんなで製材ワークショップ」にてできた材を使いました。

街の木のかけらを使った自由工作。たくさんある街の木のかけらから作りたいものをイメージして製作。

自由工作では子供たちの創造力が爆発していました!男の子たちはより大きく、女の子たちはかわいらしく、それぞれ個性溢れる作品がたくさん生まれました。

前回のイベントに続き今回も、子供たちの想像力や創造力に驚かされました。こういうものを作るんじゃないか? といった予想はまったく当たらず、枠にとらわれることなくのびのびと楽しむ姿が印象的でした。

二子玉川公園で伐られたイチョウの木を昔ながらの製材方法、大鋸を使っての木挽き体験。大きな丸太から一枚の板へ、一人の力では厳しくても皆の力が集まれば…

一枚の板が出来ました!! このくらいの大きさの木であれば、大鋸でどんどん製材することが可能です。

このイチョウの木を使ってマチモノのお隣では二子玉川公園サポーター、『みどりグループ』さんが来場者の方々と『いのちの森』にある木の樹名板づくり。木が伐られてからあらかじめ、「マチモノ出張製材ワークショップ」で板にしておき、準備していた材を使います。

来場者の方々に木の名前のはんことイラストを捺していただき、公園の木々のガイドをしながら大きく育ってきた木々に樹名板をかけて行きました。

マチモノの活動主旨を説明する展示も。これらのフレームもひとつひとつ個性溢れる街の木たちです。

これまでに工事現場などから回収してきた木々の木材サンプル(一部)を並べています。こうして並ぶと色も模様も顔が違う事が一目瞭然。ただ、パっと見何の木か分からないので下に答え合わせがあります。

今回のイベントの成功の裏にはサポートスタッフの協力がありました。サポートスタッフの方々の力がなければ、とてもここまでは出来ませんでした。本当にありがとうございました。アクティビティにご参加いただいた来場者の皆様、主催の花みず木フェスティバル実行委員の皆様、ありがとうございました。

今回のイベントでは「公園で伐られた木を公園で活かすこと」を中心に、街の木の現状や課題を多くの方に知っていただくことがテーマでした。私たちの街で育ち、伐られた木々が私たちの暮らしの中に還ってくる。皆さまの力で新たな息吹を吹き込んでいただき、皆さまの手元に戻ってくる。これからも街の木々が様々な形で蘇り、皆様の暮らしのなかに還ってこれるような活動に取り組んでいきたいと思います。

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