マチモノにご相談ください、お任せください

【街の木の診断・活用相談】
樹種・樹形・健康状態などを総合的に診て、あらゆる活用の可能性をご提案。マチモノ代表が伺います。その木を巡ってどんな物語を描けるか、一緒に考えていきましょう。
※契約の形態は単発のスポット契約、プロジェクト毎のプロジェクト契約、顧問契約がございます。

【街の木を活かした木工品や建材の製作・施工】
小物から家具、リフォームや新築工事に使う建材まで、加工・製作をお任せいただけます。マチモノがこれまでに回収・木材化してきた様々な木々を使って製作することも可能です。街の木を活用していただくことで資金がまわり、捨てられていく街の木々が救われます。→事例紹介
※費用:一般的な木工業者と同等程度になるよう努力しています。内容や数量による。樹木診断や活用相談は製作費用に含まれます。

【木材としての価値を引き出す伐採】
解体現場では重機で引き倒すのも一般的ですが、樹木として活かす伐採とゴミにする伐採は異なります。伐採からお任せいただくのが最善ですが、伐採業者がお決まりの場合には、現場に立会うか事前に指示させていただいて、適切な伐り方、切断位置で作業を進めていただきます。
※費用:伐採は一般的な業者と同等程度です。

【街の木の製材】
ご希望を伺いながら適した方法をご提案させていただきます。

※基本料金:10万円(樹木の事前診断、活用方法相談、現場からの運搬、製材、現場もしくは指定場所への納品)
基本料金以外の料金は、樹種や大きさ、分量、樹形、製材方法、現場状況によって異なります。

【製材した木材の乾燥】
樹から木材への工程では、製材そのものよりもむしろ、乾燥させていく工程に注意が必要です。樹は生モノであり、伐採後の樹のまわりには、カビや菌、虫、湿潤による不朽、乾燥に伴う割れや狂いなど、木材としての価値を棄損し、台無しにしてしまう危険に満ちています。また樹種ごとに、注意すべき点や乾燥方法は異なります。
※当方でお預かりしない場合には、注意点や適切な方法をアドバイスさせていただきます

【街の木を活かすイベントの開催】
A:街の木の木工ワークショップ: 大人から子供まで、本格的な工具を使ってのものづくり体験をご提供。
B:自分で製材ワークショップ:それほど大きくない丸太から、自分で木材を得る方法を学びます。
C:みんなで製材ワークショップ:シンボルツリーのような大きな木を、一般の方々に作業にご参加いただき、みんなの力で木材化して活かすイベント。
D:街の木の恵みを活かす収穫祭:木の実や果実、新芽など身近な自然の恵みを活かした調理体験と食事会。
E:街の木のお話会:街の木やものづくり、都市の緑のあり方についての講演やお話会。
※費用:内容、趣旨により異なります。お気軽にご相談ください。

 

マチモノだからできること

かけがえのない木を伐らざるを得ないとき、その樹を活かしたいと思うのはとても自然なことだと思います。

しかし従来、その思いを現実のものにするのは簡単なことではありませんでした。ただでさえ、多業種に渡る専門家の連携が必要で費用がかかること。とりわけ木を木材にするというサイクルが失われ、輸送や保管にコストがかさむ都市部では難しいことでした。

これまで街の伐採木が利用されてこなかったのは、なにかに活かしたいという思いはあっても、そのためにクリアしなければならないハードルが高すぎたことが一番の原因ではないかと思います。

マチモノではこのハードルを下げるため、様々な取り組みをしてまいりました。木工と建築の専門家であるマチモノ代表を中心に専門家のネットワークを構築し、連携をスムーズにすることでコストダウンを実現し、ごく小さな木から巨木まで、樹形の悪い木や痛みのある木、通常木材としての使用に適さないと言われる樹種(例:ソメイヨシノ)であっても、小さな雑貨から家具、建築まで、適材適所で活かすことのできる体制を作りました。

木材は生モノであり、不適切な取り扱いによってその価値を毀損することは珍しいことではありません。そして、樹種により木材化して活用するノウハウは異なります。かけがえのない無二の木を確実に希望の形で活かすには、ほとんど木材としての活用ノウハウが知られていない多種多様な樹種について、適切な扱いができなければなりません。私たちはこれまでに街の伐採木を約100種、直径30cm×長さ2mの丸太に換算して250本分に及ぶ木々を工事現場などから回収し、活用し、ノウハウを蓄積しています。(加えて、日本の山で得られる数十種の木材についてのノウハウも持っています)。そして小物雑貨から家具・建築まで、製材からデザイン、設計、製作までの経験がございます。

また、食材としての利用や染色の材料、樹皮の利用など、単に木材として活かすだけでなく、総合的に取組んでもいます。伐られてしまう木々の命を、移植という多大な費用がかかる方法ではなく、誰しもが取り組めるかたちで繋いでいく、苗作りや植樹にも取組んでいます。

私たちは街の緑のあり方をより良いものにする、包括的なビジョンを持っています。私たちの街にもっと緑を増やすためにも、伐られた木々は利用されなければなりません。処分費を払って捨てるゴミではなく、貴重な資産にならなければなりません。

どうしても問題となる費用に関しても、一人の負担ではなく皆の力を集めて木を活かす、「イベント型製材ワークショップ」の試みも実践し、成功させています。「街の木を活かしたい」という案件がございましたら、ぜひマチモノにご相談いただければと思います。

→お問い合わせ

 

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